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メンタル日記

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人間の終末期について考えさせられる

親族の治療に関して、親族の配偶者が総合病院の医師から今後の方針を聞いたらしい。

・骨髄線維症
・大腸ガン及び転移性の肝臓ガン、肺ガン
・人工透析
この順番で影響があるということ。

骨髄線維症の影響で貧血になっているが、
輸血による改善度合いがあまりよくなく、このまま輸血を続けても本人の負担が大きいことから、
今日(5月2日)の輸血を最後に、輸血はもう行わず、看取りに移行する。
家族がゴールデンウィークで帰ってくることから、その家族と会うための輸血だという。
このまま輸血を続けても本人に苦しみを与えるだけ、ということだった。
次に、人工透析を行っているが、透析が出来なくなった場合は10日が限度だということ。

しかし、一番の影響は骨髄線維症なので、輸血を終えることで最期が近づいている。
本人に苦しみを与え続けるよりも楽にする、そういうことは重要である。

本人の周囲の人達が、本人が生き続けることを望むのは当然のことだ。
しかし、本人は苦痛を感じ、しかし、家族のことを考えて生きるためにがんばる。
何が本人にとって重要なのか、一方で医療費の問題を考える評論家達もいる。
無理矢理な延命は本人に苦痛を与え、生ける屍を生み出すのかもしれない。
やはり、一番重要なのは本人の意思である。
本人が生き続けたいと考えるのに、延命治療をやめることは殺人罪に問われる事かも知れない。

本人は透析も行いたくないというように生きる意欲が低下しているという話だった。
やはり、しんどいんだ。苦痛が増えてるのかもしれない。
本人が幸せに最期を迎えられるように、親族は考える必要があるんだろうなあ。
人間の終末期について考えさせられる。
by vn1 | 2016-05-02 21:01 | Comments(0)