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メンタル日記

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眼内注射

眼科に行ってきた。
視力は左が1.5、右は0.7弱だった。
朝で天気が良かったこともあるが、視力はあまり衰えてはなかった。

瞳孔を開く点眼剤を入れて20分
看護師にレーザー手術の部屋に連れて行かれた。
あれ?診察してからじゃないの?って聞いたら
診察もありますが今日はレーザー治療ですから、とのこと。
前回手術した場所をレーザー治療するの?と聞いたが明確な答えは無かった。

そして医師がやってきた。
医師「レーザー手術をする前にOCTで検査して、それから診察します」
やっぱ検査して診察してからじゃないかと心の中で呟いた。
参考、OCT検査

検査画像を見ると、漿液の漏れは減っているが、脈絡膜がちょっと浮いており
この部分が原因となって見えにくくなっているとのこと。
レーザー治療をするには中心部に近すぎてリスクが高い、
今回は注射により治療をしますとのこと。

大腸ガン治療で使うアバスチンという抗がん剤を眼球に注射する。
アバスチン注射について説明を受けてから眼内注射を行う部屋に案内された。
部屋には高さ10cm程度のベッドがあり、頭部にネットをして仰向けになった。
目に痛み止めの点眼薬を入れ、目を閉じたまま2回に渡り消毒。

それから顔を右に傾け、目を開けたまま、消毒薬を注いだ。
看護師さんが受け皿で消毒液を受けていた。
消毒薬を注ぎながら眼球を四方に動かし全体を消毒。
消毒後、目にまぶたを開いたまま固定する機具を設置した。

医師「右下を見て下さい。今眼球を触ってますが感じますか?」
俺 「わからないです。」
それから注射をした。
何かが眼球に突き刺さり入ってくる感触。
俺 「痛、た、た、た」 ちょっと痛かった。
医師「次は天井を見て下さい。」
また注射をしたのかと思ったが、これは痛くなかった。
(後で看護師に確認したら、注射は1回で、2回目は眼圧が高くなるので
 水分を抜くために針を刺したということだった。)

終わりましたから10分程度ゆっくりと寝ていて下さい。
どんな注射なのか見せて貰ったけど、普通の注射だった。
看護師さんによると針はかなり細いらしい。
あと1時間程度ガーゼを付けておいて下さい、とのこと。
レーザー治療と違って、注射後は普通の生活ができる。

クラビット点眼薬を1日4回、1週間続けること、
1週間以内に再度診察にきてくださいと言われた。
診療費用は2500円程度、レーザー手術の10分の1もしなかった。

今はまだ瞳孔が開いたままなので右目はよく見えないけどどうなるかな。

さて、午後は歯医者だ。
どんな治療が待ち受けているのやら。


(参考)
難治性の新生血管黄斑症に対するベバシズマブ(商品名アバスチン)眼内投与による治療について。
・アバスチンは大腸ガンの治療に使う血管新生阻害剤で、眼科では未承認となっているため、保険が適用されないが、アバスチンの薬代部分は眼科で負担し、眼内注射に係る費用は通常の保険適用で患者に請求するとのこと。
・アバスチンは、異常な血管の成長を活発化させるVEGF(血管内皮増殖因子)に対する抗体で眼内の新生血管の増殖や成長を抑える薬である。
・アバスチンはVEGFを原因とする難治性疾患に対して治療効果が期待できる薬で、ほかに治療薬が無いため、このアバスチンを用いて治療を行うということだ。
・副作用の報告はないが、予想される副作用として、注射による痛み、水晶体損傷、眼内炎網膜裂孔、眼圧上昇、眼内の炎症(ブドウ膜炎)、網膜血管閉塞症があるという。
(中外製薬)アバスチン
by vn1 | 2011-05-14 12:04 | 一般 | Comments(0)