メンタル日記

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ヨーロッパが一番横暴な歴史を持っている

今日は「ヨーロッパ文明と日本」という本をちょっと読んだ。
この本は1974年に発行されている40年以上前に書かれたものだ、
ヨーロッパと中国について面白い話を知った。

ヨーロッパはご存じのとおり、ギリシアやローマの影響を受けて発展したものの、
中世ではその連続性は失われ、キリスト教会の規律により学問の自由は疎んじられ、
ヨーロッパではなく、むしろイスラム世界でギリシア文明は受け継がれ、学問が発展した。
しかし、宗教革命によりキリスト教会の規律が弱まり、
また、ルネサンスとともにギリシア文明などがイスラム圏を通じてヨーロッパに流入してきた。
それ以降、暗黒の中世ヨーロッパから、学問の自由などが大きく拡がり、
現代の人達がよく知っている世界を席巻するヨーロッパに変わった。

一方で中国は殷王朝から基本的に漢民族が王朝を代えながらも統治を続け、
朝鮮半島や東南アジアを支配し、日本からも朝貢を受けるなど東アジアを支配し続けた。
ヨーロッパの歴史と比較すれば、近世以降はヨーロッパに侵略をされてはいるが、
それ以前は世界的な権力を保有し、東アジアを実質的に支配していた。

そう言えば、数字はアラビア数字を使っているし、
世界3大発明と言われる火薬・羅針盤・活版印刷術は中国伝来のものだ。
近世になってヨーロッパが世界各地に進出し、植民地支配を行った。
大英帝国が世界を駆け巡り、第1次世界大戦以降はアメリカが大きな勢力と持っている。

ギリシア、マケドニアからローマ帝国にうつり、東西ローマ帝国に分裂後は、
ササン朝ペルシア、ウマイヤ朝、アッバース朝、セルジューク朝、アイユーブ朝などを経て
オスマン帝国など、イスラム王朝が、そして、ルネサンス以降はヨーロッパ諸国と高度な文明が移行し、
イギリスでの産業革命、フランスでの民主主義革命など、ヨーロッパの支配が確立した。
現在は、アメリカ合衆国がその中心になっているが、東アジアでは中国が古代から勢力を持っている。

こういった世界史の知識がなければ、今の中国が横暴とか言ったりするけど、
過去の歴史からすればヨーロッパが一番横暴な歴史を持っていると感じる。

もう一回世界史を勉強してみたいと思った。

2日は500ml、今日は休肝日
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by vn1 | 2015-11-03 22:42 | Comments(0)